育休パパ日記

2021年末パパデビューの記録

ママさんから聞いた 壮絶な出産

血とか傷とか見れないヘタレパパさんです。

 

息子くんの出産は立ち会う予定でした。
ママさんは無痛分娩を希望していたため、病院の方針で
麻酔科医がいる日に陣痛を起こして出産する計画無痛分娩を行うことに。

 

出産日があらかじめわかっているので会社に有給を事前に出せて
こちらとしてもありがたかったです。

 

予定日の前日に入院し、夜中に子宮口に風船をいれて
子宮口を開かせるとのこと。

その刺激で0時ごろに陣痛が来たそうです。

 

無痛分娩といっても陣痛のときは麻酔は使わず、
我慢できる痛みだが、寝ることはできなかったとのこと。

 

朝になって麻酔をいれてもらい、ようやく寝ることができたそうです。

 

進捗は順調。
助産師さんからも「これなら昼過ぎには生まれるかもねー」と言われるほど。

 

ママさん以外にも同じ日に計画無痛分娩をする人が3組いたそうですが
3組とも午前中とか昼過ぎには生まれたようです。

しかし、待てど暮らせどママさんのお産が進まず。

 

コロナの影響で立ち合いは生まれるギリギリからと言われていたため
家で待機していたパパさんですが、待ちきれなくなって
呼ばれてないけど病院の駐車場まで来てしまいました。

 

駐車場で待つこと3時間、ママさんから
「お産が進まないから帝王切開になるかも・・・」とのLINE

 

病院の外来が終わった夜にジャッジするとのことで
19時までそわそわしながら待ってました。

 

結果、子宮口が開かないのと回旋異常があり帝王切開に。

 

 

手術は既に使っている無痛分娩用の下半身麻酔を使用
普通に触られている感覚はあるので、
「え、もう切るの!?触られてるのわかるけど大丈夫!?」と
パニックのママさん

 

痛覚だけがマヒしてて触覚は普通に機能しているのね。麻酔って不思議。

 

手術は無事終了し息子くん誕生。
手術になったため結局立ち会えなかったパパさん。

 

痛みもなく平和に終わったかのように思えるお産でしたが
ママさんいわく、産後が地獄だったとのこと。

 

まず左手に点滴、右手に血圧計、両足に血栓予防の圧迫マッサージ器?みたいなやつと
フル装備させられたため身動きが取れない、寝返りが打てない

 

そして何より痛み止めが切れた後の帝王切開の傷

 

ナースコールをして助けを求めても薬を投与できる時間が決まっているため
なかなか痛み止めをもらえず、泣きながら再度ナースコールしても
手を握られるだけ。さらには「悪露を出したらすっきりするよ」と言われ
切られたばかりのお腹に手を当て思いっきり圧迫

 

さすがに大泣きしたそうです。

 

無痛のつもりで臨んだ出産で地獄を見てきたママさん
普通分娩からの帝王切開だったらさらに大変だったんだろうな・・・
その当時は二度と妊娠出産なんてしねえ!と思ったとのこと。(今はどうかわかりませんが)

 

お産ってなにがあるかわかりませんね。
待つことしかできないパパさんは世のママさんみんなすげーな、って思った1日でした。